Fランク大学卒で文系の私が応用情報処理技術者試験(AP)に合格した勉強方法と使用教材について
記事作成日 2022年12月23日
最終更新日 2023年1月17日
はじめに
令和4年10月の応用情報処理技術者試験(AP)を初受験し、一発合格しました。以降の受験生の方のお役に立てばと思い、私の勉強方法と使用教材について書きました。
受験者の経歴
・公立の小中高→Fランク大学卒業
・文系
勉強方法と教材について
【勉強期間】
2022年5月~2022年10月
【使用書籍】
・キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和04年
・2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策
【お世話になったサイト】
・応用情報技術者過去問道場|応用情報技術者試験.com (ap-siken.com)
【勉強方法】
■午前対策:
2022年5月~6月
「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」を2回通読しました。
一度目はさらっと流して、二度目はもう少しちゃんと読みました。
2022年6月~10月
「応用情報技術者過去問道場」のサイトで午前の過去問を繰り返し解きました。
範囲は過去10回分で、解答を覚えるだけでなく、解答の説明を理解するように学習しました。結果的に3周しました。毎日20問をノルマにしつつ、多めにできそうな日は少し数を増やしてコツコツやってると時間的にもあまり負担が無くて楽でした。
■午後対策:
2022年5月~7月
「2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策」を選択科目は絞らずに全科目の全演習問題を一度通しで解きました。その上で、なんとなく自分に合う選択科目を4つ搾りました。
2022年8月~10月
「IPA(情報処理推進機構)公式サイト」から「必須科目+自分が選択する4科目」の午後過去問10回分をダウンロードして繰り返し解きました。解答と解答説明は「応用情報技術者過去問道場」の午後の内容を利用しました。解答を確認するだけでなく解答説明までしっかり理解するように心がけました。こちらも結果的に3周しました。
【まとめ】
勉強した結果、合格のポイントは、午前も午後も演習の繰り返しと解答説明をきちんと理解する点に尽きると思います。他サイトでは選択科目は4つではなく予備として5か6科目を勉強するほうが保険になっていいという方が結構います。私はめんどくさかったので選択予定の4科目しか勉強しませんでしたが、確かに予備は持っておいた方が安心だと思います。
参考:勉強時間(適当)
・午前対策 30時間程度
・午後対策 30時間程度
60~70時間くらいだと思います。
※特に記録をつけていないので、大体の時間です。
【中小企業診断士試験一次試験】中小企業経営・中小企業政策の勉強方法
記事作成日 2022年03月24日
最終更新日 2022年12月12日
はじめに
令和3年度の中小企業診断士試験を初受験し、一次試験、二次試験共に、一発合格しました。
私自身、「中小企業経営・政策」の勉強方法について、他の科目と比べ少し悩んだので、同様の悩みを持つ受験生にお役立て頂ければと思い、「中小企業経営・政策」の勉強方法の記事を書きました。
勉強方法と教材について
【使用教材】
Studying(WEB教材)
2020年版中小企業白書・小規模企業白書 概要
中小企業経営・政策はどのような科目なのか?
「中小企業経営・政策」は暗記する科目です。計算問題は出てきません。
当科目は大きく「中小企業経営」と「中小企業政策」の2つに分類されます。
そして、この「中小企業経営」の部分が他の科目と少し勉強方法が異なります。
理由は「中小企業経営」の出題範囲は前年度の「中小企業白書・小規模企業白書」(以下:中小企業白書)を元に出題されるためです。(私が受験した2021年8月の試験では、2020年版中小企業白書から出題されました。)
中小企業経営について
出題内容
対象年度の中小企業白書で調査されている、中小企業の起業数、倒産数や各業界の利益の上昇率など、中小企業に関する統計や動向を問う問題が出題されました。
勉強方法
過去問で出題される傾向が高い頻出論点を把握し、自分が受験する年度の出題範囲となる中小企業白書(経済産業省のホームページから無料でダウンロードできます。)から書き出して、模擬問題集を作り、繰り返し学習し暗記する。
私の場合は教材として「Studying」該当部分の「スマート問題集」と「過去問セレクト」で問われている内容と中小企業白書を組み合わせて、模擬問題集を作りました。
※中小企業白書そのものは数百ページにもわたる資料なので、私は「2020年版中小企業白書・小規模企業白書 概要」を利用しましたが、試験には無事に合格できました。(20ページ程度の分量で、経済産業省ホームページから無料でダウンロードできます。)
※「平成〇〇年度過去問」のような過去問は使用しておりません。正確な時間は覚えていませんが、作成時間はそれほど時間はかからなかったと思います。
中小企業政策について
出題内容
中小企業に対する政策や国の対応方針、関連する補助金の申請条件・管理している組織・金額についての問題が出題されました。
勉強方法
経営法務等の暗記主体の科目と同様にテキストを読んで、問題集を繰り返す。私の場合は「Studying」の「スマート問題集」と「過去問セレクト」を繰り返し学習しました。
あとがき
以上が、私が使用した教材と勉強方法の内容です。これから受験する方のお役に立てればと思い記述致しました。受験する方の合格をお祈り申し上げます。
参考1:記事内の学習教材リンク
一次試験の主力になった学習サイト「Studying」です。
私の受験では本当にお世話になりましたが、50,000円程度とちょっと高額です。
下にリンクを張りましたので、実際にStudyingのサイトに行ってみて、よく検討してから買った方が良いです。
参考2:中小企業診断士試験全体に対する勉強方法の記事
私が中小企業診断士試験に合格した勉強方法と使用教材についての記事です。もしよければ、合わせてこちらもどうぞ。
Fランク大学卒で文系の私が中小企業診断士試験に合格した勉強方法と使用教材について
記事作成日 2022年02月10日
最終更新日 2023年1月17日
はじめに
令和3年度の中小企業診断士試験を初受験し、一次試験、二次試験共に、一発合格しました。令和4年以降の受験生の方のお役に立てばと思い、私の勉強方法と使用教材について書きました。
受験者の経歴
・公立の小中高→Fランク大学卒業
・文系
勉強方法と教材について
一次試験
【勉強期間】
2021年1月~2021年8月
【使用教材】
Studying(WEB教材)を使用しました。
【勉強方法】
手順
1:講義動画を1.5倍速で一通り最後まで見る。
2:学習MAPを紙に印刷。テキストPDFをダウンロード。
3:テキストPDFを読み込みながら、学習MAPに補足を書き込む。
4:各講義とセットのWEBのスマート問題集と過去問セレクトをやる。
5:テキストと学習MAPと見比べながら問題の答え合わせ。
※手順3-5を繰り返す。
※知識が定着したら4-5の繰り返しに移行。
以上のやり方をひたすら繰り返して、一次試験7科目に合格しました。
(正確な点数は問い合わせ中なので、わかったら追記します。)
私の場合は試験までに確保できる時間が少なかったため、Studying以外の教材は特に使用せず、Studying内の過去問を通しでやる時間がありませんでした。しかし時間があったなら、スマート問題集や過去問セレクトだけでなく、ちゃんと過去問をやりこんだと思います。
※Studyingの教材は、動画・音声で学習できる点が高評価ですが、とにかく時間の確保が難しかったため、時間効率を高めるために、スマホでテキストを読む事とWEB上の問題を解くことを中心に学習しました。(私の場合は、文字の方が時間当たりに処理できる情報が多いです。)
二次試験(記述)
【勉強期間】
2021年9月~11月
【使用教材】
・Studying
・ふぞろいな合格答案14
・ふぞろいな合格答案13
・ふぞろいな答案分析5
・ふぞろいな答案分析4
・事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ: 中小企業診断士2次試験
・2021年度版2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
・2021年版 2次試験合格者の頭の中にあった全知識
・30日でマスターできる中小企業診断士第2次試験解き方の黄金手順
・2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
※Studying以外は全て書籍です。
※書籍は最新年度版を使用しました。
一次試験に一発合格すると思っていなかったので、自己採点で合格してるかもと思ってから大慌てで二次試験対策を調べ、良いとされる参考書を手当たり次第に購入しましたので、あまり使用しなかった教材もありました。
【勉強方法】
<基本>
1.「30日でマスターできる中小企業診断士第2次試験解き方の黄金手順」を通読。
2.「ふぞろいシリーズ」の事例を1つ、じっくり読む。
3.Studyingから、対応する事例のテキストと過去問をダウンロードし、過去問部分を印刷、「ふぞろい」シリーズとStudyingテキストの解説部分を読みつつ、「黄金手順」に従って答案を作る。
※最初は写経になっても構わない。制限時間も気にしない。
※答案を書く際は原稿用紙を使い、文字数制限の感覚を覚える。
手順2ー3を繰り返し6-7年分の過去問をやったと思います。
そのうち、考え方や答えの構築方法が頭の中に湧くようになるので、そうなったら、何も見ずに本番同様の制限時間、筆記用具、電卓を使って問題を繰り返し解きました。
この手順で私が特に注意した点は、答えそのものではなく、解答に至るまでの考え方、解答の構築方法の確立に重きを置く事でした。
最初は「ふぞろい」「Studying」の解答に寄せる考え方で学習し、それらが身についてきた後は、あえて異なる考え方で答案を作り、WEBで似たような模範解答が無いか探したりもしていました。
<事例Ⅳ>
事例Ⅳは事例Ⅰ~Ⅲと性質が異なるため、上述した<基本>に加え、追加の勉強をする必要がありました。(そのような情報が多かったのですが、その通りでした。)
上述した<基本>の勉強と合わせて、以下の問題集を繰り返し解きまくるという勉強方法を行いました。
・2018年改訂版 30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
・事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ: 中小企業診断士2次試験 (2021年改訂版)
最初は全く歯が立たず、答えを見ながら問題を解く形になりますが、それでも良いので何度も繰り返し繰り返し解くうちに、解けるようになり自信がつきました。
一次試験から二次試験まで時間が無かったため上述の勉強方法で対応しましたが、時間があれば、
・2021年版 2次試験合格者の頭の中にあった全知識
を繰り返し読み込む事も、勉強方法に入れたほうが良かったと思いました。
逆に、
・2021年度版2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ
は、他のテキストと用途が重なるように思えたので、買わなくても良かったかなと思いました。
二次試験(口述)
【勉強期間】
・2022年1月の一週間
【使用教材】
・LECの2次試験(記述)の模範解答と口述試験想定問答集
・LECの模擬面接
・TACの2次試験(記述)の模範解答と口述試験想定問答集
【勉強方法】
またしても、2次試験(記述)が合格していると思わなかったので大急ぎで準備する事になりました。
使用教材を集め、教材を何度か読み返し、実際に声に出して練習しました。
また、念のため、LECの模擬面接も受けました。
あとがき
以上が、私が使用した教材と勉強方法の内容です。これから受験する方のお役に立てればと思い記述致しました。受験する方の合格をお祈り申し上げます。
参考1:記事内の学習教材リンク
一次試験の主力になった学習サイト「Studying」です。
私の受験では本当にお世話になりましたが、50,000円程度とちょっと高額です。
下にリンクを張りましたので、実際にStudyingのサイトに行ってみて、よく検討してから買った方が良いです。
参考2:勉強時間(適当)
・一次試験対策 400時間程度
・二次試験(記述)対策 100時間程度
・二次試験(口述)対策 10時間程度
※特に記録をつけていないので、大体の時間です。