【中小企業診断士試験一次試験】中小企業経営・中小企業政策の勉強方法
記事作成日 2022年03月24日
最終更新日 2022年12月12日
はじめに
令和3年度の中小企業診断士試験を初受験し、一次試験、二次試験共に、一発合格しました。
私自身、「中小企業経営・政策」の勉強方法について、他の科目と比べ少し悩んだので、同様の悩みを持つ受験生にお役立て頂ければと思い、「中小企業経営・政策」の勉強方法の記事を書きました。
勉強方法と教材について
【使用教材】
Studying(WEB教材)
2020年版中小企業白書・小規模企業白書 概要
中小企業経営・政策はどのような科目なのか?
「中小企業経営・政策」は暗記する科目です。計算問題は出てきません。
当科目は大きく「中小企業経営」と「中小企業政策」の2つに分類されます。
そして、この「中小企業経営」の部分が他の科目と少し勉強方法が異なります。
理由は「中小企業経営」の出題範囲は前年度の「中小企業白書・小規模企業白書」(以下:中小企業白書)を元に出題されるためです。(私が受験した2021年8月の試験では、2020年版中小企業白書から出題されました。)
中小企業経営について
出題内容
対象年度の中小企業白書で調査されている、中小企業の起業数、倒産数や各業界の利益の上昇率など、中小企業に関する統計や動向を問う問題が出題されました。
勉強方法
過去問で出題される傾向が高い頻出論点を把握し、自分が受験する年度の出題範囲となる中小企業白書(経済産業省のホームページから無料でダウンロードできます。)から書き出して、模擬問題集を作り、繰り返し学習し暗記する。
私の場合は教材として「Studying」該当部分の「スマート問題集」と「過去問セレクト」で問われている内容と中小企業白書を組み合わせて、模擬問題集を作りました。
※中小企業白書そのものは数百ページにもわたる資料なので、私は「2020年版中小企業白書・小規模企業白書 概要」を利用しましたが、試験には無事に合格できました。(20ページ程度の分量で、経済産業省ホームページから無料でダウンロードできます。)
※「平成〇〇年度過去問」のような過去問は使用しておりません。正確な時間は覚えていませんが、作成時間はそれほど時間はかからなかったと思います。
中小企業政策について
出題内容
中小企業に対する政策や国の対応方針、関連する補助金の申請条件・管理している組織・金額についての問題が出題されました。
勉強方法
経営法務等の暗記主体の科目と同様にテキストを読んで、問題集を繰り返す。私の場合は「Studying」の「スマート問題集」と「過去問セレクト」を繰り返し学習しました。
あとがき
以上が、私が使用した教材と勉強方法の内容です。これから受験する方のお役に立てればと思い記述致しました。受験する方の合格をお祈り申し上げます。
参考1:記事内の学習教材リンク
一次試験の主力になった学習サイト「Studying」です。
私の受験では本当にお世話になりましたが、50,000円程度とちょっと高額です。
下にリンクを張りましたので、実際にStudyingのサイトに行ってみて、よく検討してから買った方が良いです。
参考2:中小企業診断士試験全体に対する勉強方法の記事
私が中小企業診断士試験に合格した勉強方法と使用教材についての記事です。もしよければ、合わせてこちらもどうぞ。